2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
オープニングからして如何にもヒップホップDJが手掛けたハウスといった感じで、そのレイドバックした、且つ洒脱なセンスはDJ Kozeに近いものを感じる。ディスコ調のM2はRóisín Murphy「Hit Parade」にも通じる。但しハウスと言ってもソウル〜 ディスコのブラ…
冒頭からアコースティックなドラム音によるブーム・バップのファットなビートが続き、上音もジャズやソウルのサンプリング・ベースと思しきものが大半を占めている。M6のTR-808風のドラム・マシンのビートは90'sのブーム・バップと言うより80'sのエレクトロ…
アコースティック・ギターとチェロが先導しオーケストラルに発展するM1は、チェンバー・ポップと呼ぶには重厚でやや禍々しく、些か分かり易すぎる気がしなくもないがPortisheadからエレクトロニクスを抜いたらRadioheadみたいになった、という感じ。終始憂鬱…
久々にギター・ドリヴンで、スーパー・ギタリストAnnie Clarkの極上のプレイが堪能出来る作品である。と言っても驚異的な速弾きとかいった類の演奏では勿論なく、どちらかと言えばKeith Richardsのような卓越したリズム・ギタリストの系譜にカテゴライズ出来…