2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
M1はグライム/ダブステップ以降のUKベースのビートとジャズの融合と聞いて想像する通りのサウンドで、少し気恥ずかしさを覚えなくもない。ビートは何処までが人力で何処からが打ち込みなのか判別が付かず、流石は気鋭のドラマーと思うものの、M8の些かスト…
M1はピアノのアルペジオ、ストリングス、コード進行等のどれを取っても「Everybody Hurts」そっくりで、ピアノが高揚感を煽るM12もR.E.M.っぽく、Mike MillsがPerfume Geniusを好きだというのも頷けるが、逆にMichael Stipeのヴォーカルの不在がぽっかりと空…
シンセ・ベースやホーンにユニークな電子音/エフェクトの類が絡みエクレティシズムを醸し出すM2はDirty Projectorsそっくりで、そのファルセットが余りにDavid Longstrethに似ていて少し吃驚した。ここでのDaniel Lopatinの存在感は「Dirty Projectors」に…
先ず思い出したのはLiz Phairがメジャーなプロダクションに舵を切った1998年の「White Chocolate Space Egg」だった。ただ同作が確かにウェルメイドではあったが、90’sのUSオルタナティヴ・ロックがより広範なポップのイディオムを取り込み拡散してゆく最中…