2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧
1. James Blake / James Blake2. Oneohtrix Point Never / Replica 3. Gang Gang Dance / Eye Contact4. Pinch & Shackleton / Pinch & Shackleton5. Rustie / Glass Swords6. Falty DL / You Stand Uncertain7. Mark McGuire / Get Lost8. Panda Bear / Tom…
本作から聴こえる強靭なサブベースやダブ処理はポスト・ダブステップの潮流の中で捨象されつつある要素だが、かつて頻りにダブステップから距離を置こうとしたShackletonと、逆にシーンへの帰属意識を隠す事無く強調していたPinchとが、2011年に於いてダブへ…
スピーカーで何度か聴き流した程度では、前作に比べても音色が削ぎ落とされ、ギター、ベース、ドラムに歌という要素で大半が構成されたロック寄りのバンド・サウンドに、「Rhapsodia」と冠された割にはいつにも増してあっさりとした印象を受け、そのドライさ…
Glenn Kotcheの巧みなドラミングが電子ノイズと共に重厚なストリングスに飲み込まれるイントロから、グルーヴィなベースラインが加わってミニマルに進行する中盤を経て、最終的にはロックンロール・インプロヴィゼーションへと雪崩れ込むM1のアーティさは宛…
本作でRoots Manuvaは、その多様で広範な音楽的バックグラウンドを惜しむ事無く披露している。ディスコ調のM1に始まり、Antipop Consortiumなんかを思い起こさせるアブストラクトなエレクトロがそれに続き、ソウルやファンク、R&B等の要素によってアメリカン…
「Biophilia」と同時期に購入したこともあってBjorkの歌声が他者の声との和音の中でどう響くのかという点に興味を持って聴いたが、今やそんな事はどうでも良くなった。 Dirty Projectors「&」ではなく「+」というところが本作のミソで、Bjorkにゲスト・ヴォ…
エコーの掛ったドリーミーなシンセに性急なハイハットやタム、例えるならばこれはVex'dがSolar Bears(Tropicsでも良いが)とDJ Diamondに犯されたようなサウンドで、要するにそのチルウェイヴとジュークに侵略されたダブステップの残滓は正に現在のPlanet M…