2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Miguel / War & Leisure

David SitekやRaphael Saadiqの参加はSolange「A Seat At The Table」との共通点だが、確かにリヴァービーでややサイケデリックな音像は如何にも当世風のオルタナティヴR&Bといった趣きで、トラップの影響著しいM3やM11の唸るサブベースに、耳を劈く鋭利なス…

Syd / Fin

シンセ主体の上物や隙間の多いエレクトリックなビートには、Kelela「Take Me Apart」に於けるJam City等の仕事に通じる感覚がある。 M2のヴォーカル・チョップが効果的なビートや浮遊感のあるシンセ等からは、ベースこそ重くはないがJoker辺りのR&B色の濃い…

Tune-Yards / I Can Feel You Creep Into My Private Life

エレクトロニックな四つ打ちビートと大仰なストリングスに乗っけから戸惑いを禁じ得ない。 M7のドラムマシンによる8ビートに至っては少しオールドスクール・エレクトロみたいで、アルバム全体を通じてビートに当世風の要素は無く、そのチープネスはSt. Vince…