2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

The Soft Pink Truth / Shall We Go On Sinning So That Grace May Increase?

個人的に(ディープ・) ハウスがキーワードとなった2020年に、18年振りにThe Soft Pink Truthの新作を聴くというのは何とも因果な感じで、必然的にハウス・ミュージックとの距離感に先ず興味が向かったが、焚き火の破裂音のような微細なノイズや、Grouperや…

Weezer / OK Human

オーケストレーションやストリングスのアレンジメントの優劣は門外漢過ぎて判断が付かないが、少なくとも「The Green Album」以降で最も自然と耳が曲を追い掛けていると言うか、率直に惹きつけられるものがあるのは確か。例えばBrian Wilsonのような人が聴い…

Julianna Barwick / Healing Is A Miracle

クワイアのようなM1を始めとして、やはりJulianna Barwickの声は段々と歌に近付いているように思える。(低周波のシンセ・ドローンは無視出来ない要素ではあるものの。)本作に限って言えばEnyaと較べられるのも無理は無いようにも思え、要はエクスペリメン…