2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
純然たるアンビエント/ドローン作品とは呼べないまでも、リズム/ビートに力点が置かれていないのは確かで、M2やM4等のノンビートには確かにOPNに接近するような感覚がある。勿論、本人達に確かめたところで冷徹に、完膚無きまで否定されるのがオチであろう…
真っ白なジャケット(フィジカルのリリースが無いのでこう呼ぶのが正しいのか判らないが)に各トラックの開始時間を配した素っ気無い曲タイトル(Global Communication「76:14」へのオマージュ?、なんていう事は先ず無いだろうが)、リヴァーブによる変調さ…
Paul Wellerの新作を聴くのは「Stanley Road」以来25年振りの事で、その間どのようなキャリアの変遷があったかは全く知らないが、総じて「Wild Wood」の直線上にあるサウンドで、意外な程に当時のイメージとの乖離は少ない。とは言え年相応に従来のブルー・…
Janet Jacksonを彷彿とさせる声は、Kelelaのクールネスを薄めて甘美さを加えて少しチャーミングにした感じとでも言ったら良いだろうか。サウンド面でもエレクトロニクス主体で、リズムのフックが豊富なR&Bという面でKelelaと通じる部分が多いが、Kelelaのラ…
The Strokesのファンだった事は一度もないし、寧ろ随分長い間疎ましいとさえ思っていたが、漸くここ数年できちんと「Is This It」を評価出来るようになった。「Is This It」以降の作品は未聴だが、The Strokesのファンが長年に渡って失望を繰り返してきたと…