オープニング・トラックの中盤に現れる不安定に揺らぎながら上昇する倍音を多く含んだ独特のシンセ音の鮮烈さから、「Sparing The Horse」「Unluck」を聴いた際と同質の興奮が呼び起こされる。 志は高いが巧く像を結ばず、結果散漫で混迷を感じさせた前作の…
M1のグリッチや女声のヴォーカル・チョップはFour Tet「There Is Love In You」を思い起こさせ、フォーキーでややエキゾティシズムを漂わせるM6はWechsel Garlandを彷彿とさせる。 ストリングスやアコースティック・ギターに各種鍵盤打楽器等の可憐で儚げな…
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