笙のような音色が雅楽のような音像を現出させるM1やM2はチェンバー・ポップを通り越してモダン・クラシカル、と言うかTim Hecker「Konoyo」に接近するかのようだ。或いはフルートを中心に構成されたBjörk「Utopia」にも通じるようでもあるし、M5のピアノ曲は…
獰猛なサブベースとそれを囃し立てるかのようなパーカッシヴな要素、隙間だらけの構造上のシンプリシティといった特徴はグライムの一種に分類しても良さそうなものだが、重低音ばかりが強調されているという訳でもない。忙しないハイハットはトラップのよう…
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