2016-08-24から1日間の記事一覧
冒頭のウッドベースにスポークンワード、全編を彩るピアノやサックスの音色は「To Pimp A Butterfly」との連続性を確信させるに充分だし、クレジットに記載は無いがM5のエレクトリック・ベースはThundercatによるものだとしか思えない。 同時期に録音された…
先ず前作をも凌駕するリズムの多様性に唸らされる。 M1やM3こそオリジナル・ダブステップ・マナーの1/4のビートだが、M2のシンコペートするパーカッションとサブベースが織り成すポリリズムや、M4の旧来のエレクトロニック・ミュージックにはなかなか無い変…
本作はAntony Hegartyのバロック・ポップとエレクトロニック・ミュージックの遭遇であると同時に、Daniel LopatinとHudson Mohawkeの出会いとしても興味深い。 クレジット上2人の連名は2曲しかないが、実際にはプロデューサーがLopatin名義のトラックでもHud…