Fuji Rock Festival '10 7/31 Sat




Dirty Projectors

本当ならば今年のフジロックのハイライトとなるべきステージだったが
朝から注入し過ぎたアルコールのせいで殆ど何も覚えていない…。
僅かな記憶を頼りに言葉を捻り出してみても
演奏能力や歌唱力の高さといった至極真っ当な印象しか思い浮かばない。
一刻も早く再度ライヴを観てみたい…今度は勿論素面で…。




MGMT

別にライヴに限った話ではないが
MGMTソング・ライティング能力は意外に結構ハイレベルだと思う。
他愛の無いポップスに聴こえてもコード進行は中々にトリッキーだし
アレンジメントも良く練り込まれていて非常に丁寧に作られた印象を受ける。


過剰な音響加工が剥ぎ取られたライヴだからこそ
その印象が強く残ったという部分はあるかも知れない。
確かに想像よりもずっとエフェクトやダブ処理への依存度は低く
コーラスに至っては良くもまぁサポートメンバも含めて
これだけ珍妙な声の持ち主が一つのバンドに揃ったものだと感心した。


演奏もパフォーマンスも終始生真面目
悪ふざけじみた部分と言えば「Kids」でのカラオケとしょぼい花火くらいなもので
何処か若さ故の余裕の無さを感じたりもした。
もっと道楽的なショーマンシップがあると更に面白そう
などと考えてしまうのは
自分がThe Flaming Lipsと重ね過ぎているせいに違いないのだが…。